この世のお別れとして、祭壇の前に棺桶、つまりは棺と言う事になりますが、その中に死者が納められています。
そして祭壇にも様々あります。
金色で作られた仏教の雰囲気をあしらった祭壇と、棺全体を白と緑で覆い尽くすような祭壇です。
そして必ず、その真ん中には死者の遺影、つまりは死者の生前の顔写真が飾られます。
その風景の中で、死者は僧侶の読経の中で供養されると言うのが葬式です。
死者は白い装束に身を包み、棺の中に納められています。
僧侶の読経に蝋燭が燃え、そして線香が焚かれます。
そして僧侶は読経をしながらも時に鈴を鳴らします。
では何故葬式で鈴を鳴らすかと言うと、これは人々の邪念を祓うためと言われています。
他にも死者を極楽浄土まで届けると言う意味もあります。
既に死者は息絶えて亡くなられている訳ですから、一切は仏の成すままと言う事になります。
そのためにその周囲からはありのままの姿と言う事であり邪念が蠢いている世界にいると言う事になります。
その邪念を祓うために鈴、つまりはリンが必要と言う事です。