自分の葬式を、自分で決める時代

終活という言葉が浸透し、自分の葬式について興味を持つ人が増えています。
最近では色んなタイプの葬式が登場し、葬式は大きなビジネスとなっています。
終活ツアーでは、たいてい葬儀屋の見学があります。
実際に棺桶に入ってみたり、葬式の気分を味わいながら自分の葬式のプランを立てます。
最近では多くの葬儀社で、音楽やお花の種類、食事の内容などの葬式の詳細を決めることができます。
葬式の考え方は人それぞれです。
お金をかけて盛大な葬式を好む人もいれば、家族だけの小さな葬式を好む人もいます。
中には葬式はせずに、海や山への散骨を希望する人もいます。
また、葬式は必ずしも死後に行うものではなくなってきています。
自分の葬式を生きているうちに行う、いわゆる生前葬も人気があります。
生きているうちに別れを告げ見送られるというのは不思議な感じもしますが、何よりも自分の葬式を一部始終見ることができるというのがメリットです。
もちろん生きているうちの葬式なので、笑いながらのお別れということもあります。
このように、さまざまなニーズに対応できる、幅広いプランを揃えた葬儀屋が増えています。